OH MY GIRL – Secret Garden の世界を感じる。

K-POP

OH MY GIRL「Secret Garden」のレビューです。

 

楽曲はユニークさに欠けるものの、非常に大衆的で、メロディーの良さについては多くの説明を必要としないと思います。
ブリッジ部分では、EDM的な要素がちらっと聴こえて、現代音楽的な要素もさりげなく盛り込まれていますね。

正直、今までこのグループは全くチェックしてこなかったのですが、以前からK-POPチャートを見るたびにメロディーの良さには気づいていて、ずっと気になっていました。

本作のリリースは2018年1月です。半年以上経過してから(今更ながら)この曲を初めてフルで聴いて感じたのは、グループとしてのアイデンティティを確立したものを出してきたな、という直感。

他の曲にあるようなラップが表題曲の「Secret Garden」には無いほか、グループのキャリアのすべてを表しているような曲ではありませんが、今後の方向性を思わせるような完成度を感じました。

ちょうど今は 9/10 のカムバック前に記事を書いています。
グループとしてのアイデンティティをさらに強固にする曲を出してきそうな予感がしています。

ファンの方ならすでに見ているかとは思いますが、僕が個人的に印象的と思ったのはこの動画です。アンオフィシャルな生歌も聴けます。

3:25~ 本作でほとんど担当パートのない、メンバーのミミがサビを歌っている貴重な映像なのかもしれません。

正規音源は当然ながらプロの手が加えられて洗練された完成度を誇っていますが、生歌でも十分聞いていられる素晴らしい楽曲だし、彼女たち自身も楽しんで歌っているのが素敵です。

MVと歌詞の解釈

小説「秘密の花園」の内容と重なる部分があるのかもしれませんが、こじつけになるといけないので比較検討は割愛します。

過去のMVとの関わりや細かい設定などもあるはずですが、それらは知らないので、初見で映像を見て思った解釈を歌詞の引用とともに説明します。

 

最初は、何もないところからの始まり。

私の中に 大切な一人だけの場所があるの
今はまだ 何てことない風景だけど
少しだけ待てば すぐに出会えるはず

私の秘密の庭園

初めて あなただけに 見せてあげる

 

秘密の花園は、自分だけの大切な場所。

夢、希望、愛情、成長。

大切に育てていきます。

時には秘密を隠しておきたい場所でもあるかもしれません。

雨粒は私をなぐさめながら
私にまた力をくれるの 優しく

この部分は、庭園に咲く花を自分にたとえた言葉のようです。

時にはつらい現実を前に、この場所に逃げ込みたくなる事もあるかもしれません。不安や寂しさを感じることがあるかもしれません。
あなたをなぐさめ、癒してくれて、励ましてくれるのはこの庭園にある花々。

時には花を枯らしてしまうこともあるかもしれません。しかし、この庭園を手入れして、再び花咲かせることができるのはあなただけです。

 

次第に、光がさして、進むべき道が見えるようになってきます。

光が差せば、あなたの足元にははっきりとした影ができます。
影は、あなたの負の部分もはっきり見せてしまいますが、あなた自身の存在が確かなものであることを信じさせてくれます。

この中にびっくりするほど素敵なものを植えておいたの
まだ何も見えないけど
少しだけ待てば分かるはず

 

不安もあり、疲れることもあります。

しかし、あなたが疲れて休んでいる間も、夢は動き続けています。

 

いつの日か この夢が現実になったなら
一緒に分かち合った瞬間を この可能性を
必ずもう一度思い出してね

誠実に願ってきたこと、努力してきたことが、いずれあなたの宇宙になります。

何もないところから、秘密の花園から始まった小さな想いが、自分が思っていたよりも大きく膨らんでいきます。

 

始まった場所が、戻ってくる場所であることもあります。

そしてこの立ち位置、わし座の形に似ているように見えるような、見えないような。


image: rika-net.com

まとめ

歌詞は、将来的に予想されている出来事、希望する自分の姿などについて夢を膨らませていますが、現在は “まだ何もない” 状態を説明しています。

しかし、忍耐強く待ち、“きっと叶う” と誠実に信じていることが自分だけの「秘密の庭園」を育て、植えてきた特別な想いを実らせる結果を予期させます。

あなたの中の開いた扉の隙間から見たことがあるの

あなたの秘密の庭園

心を許した特別な相手には、思い切って庭園に招待してみるのも悪くないかもしれません。そして、あなたと同じように、相手にも秘密の庭園があることを知るかもしれません。

これは自分自身を見つめ、理解し、愛するための一つの試みのようにも思います。

秘密の花園 (新潮文庫)
フランシス・ホジソン バーネット
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