BTS『Singularity』で見る、ネオ・ソウルというジャンル

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楽曲の内容について

BTSのメンバー:キム・テヒョン(V)がソロで歌う『Singularity』。

シンギュラリティーと読みます。
特異点」という意味で、ある事柄のきっかけとなる時点とか、大きく展開がある時点のことを指す概念です。

3枚目のスタジオアルバム『Love Yourself 轉 ‘Tear’』のカムバック・トレーラーに使われた曲で、アルバムの中でもIntroに位置し、世界観を紹介・導入する重要な曲です。

内容は暗く、感覚的で、複雑です。
歌詞の主人公が感情や愛を隠していることだけでなく、それによって孤独を認識し、自分が何者であるのかという問いをかけます。

何かが割れる音

喉がしきりに痛むようになって
守ってみようとしたけれど
僕には声が無い

今日もその音を聞いている

自分の声、つまり感情を押し殺している状態を描いていますが、「音」を通じ、苦しんでいる自分を第三者的な視点で見ているような印象を与えます。

後に続く名曲『Fake Love』の内容、アルバムのコンセプト、「起承転結」のコンセプトから察するに、この「特異点」とは、自分が孤独なのだと、この感情・この愛は偽りなのだと、気づいてしまった時点の事を指しているように思います。

いつまで経っても慣れない音

また鳴っている あの音が

束の間の夢の中でも

これらのワードは示唆的です。

「(やはり)またこの感覚に苦しめられる事になるのか」と、ずっと前から知っていた事を暗示しているようでもあります。愛の誕生と、その崩壊は繰り返されてしまう。

楽曲のジャンルについて

RMは、この曲をネオ・ソウルと紹介し、シンガーとしてのテヒョンにぴったりなジャンルと説明したというお話を以前しましたね。
hip hopに近いビートを刻みつつも、メロウで落ち着きのあるサウンドが特徴です。
chill hip hop と表現される場合もあるようですが、ラップは入りません。

サンプル代わりに、素晴らしい先人たちの音楽を紹介しておきます。

ジル・スコット

エリカ・バドゥ

Erykah Badu – Window Seat

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