BTS『MIC DROP』- 歌詞の意味は?Part2

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前回に続き、MIC DROP について語る第二弾

BTSの『MIC DROP』が表現するものとは?Part1
BTS「MIC DROP」の意味、歌詞の内容について自分なりに考察しています。

前回まで Verse 1、2 と来たので今回は Bridge 部分。
ジョングク のパートから。

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『俺のカバン見なかった?』

MIC DROP Did you see my bag

俺のカバン見なかった?
中身がトロフィーで一杯になってるやつなんだけど

なあどう思う?
賭けてもいいよ、アンチどもは相当参ってるって

アカウントを作って俺をフォローしろ
俺はまさに今燃え盛っている  お前は時間切れさ

せいぜい逃げ続けろ  俺が追いつくまでな
How you dare ×3
※意訳

ラップパートに負けず、挑発的・挑戦的なブリッジパート。

How dare you ~であれば、「よくもまぁ図々しくも~できるもんだ」というような意味になるんですが、How you dare という表現は聞いたことがないので、
他意がなければ Do you dare?(お前にできんのか?)という事が言いたいのかな?と推測。

MIC DROP

続いて、Chorus(サビ)。

また新たなトロフィーが俺の手の内に
多すぎてもう数えられない

MIC DROP ,  MIC DROP

足元に気をつけろ  言葉に気をつけろ

발(bal、足)と 말(mal、言葉)で韻を踏んでますね。

事必歸正 – It come back around

Verse 2、RM のパート。

MIC DROP RM

言葉に気をつけろよ  自分に返ってくるぞ

はるか昔 俺たちは飛び方を教わった
鏡を見てみろ また同じ服 だせぇ

俺が何を考えてるか分かるだろ?
マジ幸せ

数えられないくらいの時間を飛び続け
雲の上で夢を見続けるのさ
※意訳

MIC DROP RM

 

通常Ver.(韓国語Ver.)ではこのパートでは
『사필귀정』 (サ,ピル,グィ,ジョン、事必歸正)
という熟語が使われており、

これは万事自ずと正しい道理に帰するという意味で、極端に言えば悪はいずれ滅び、道理は正義に基づいて現れてくるのだ、といった感じかな。

 

また、続けて『イソップ寓話 fly』というフレーズがありますが、この fly は「飛べ」では無く、名詞の「ハエ」かもしれない。

調べてみると、イソップ寓話に「大男とハエ」というストーリーがあり、話の結論(教訓)としては「復讐は自分をさらに苦しめるだけだ」という。

ここまでの歌詞の流れからみて、RM個人や BTS のアンチに対する diss もしくはアンサーなのは明確です。

つまり、『俺達のことをああだこうだ言うのは勝手だが、自分自身を省みろ。ちっとも進歩してないだろう。俺たちはお前らのことなんか、いちいち気にしない。』といった具合かな。

 

そして、コーラスを挟んで RM の台詞が続く。

アンチを説得する必要なんてない

遊び呆けてるやつもそうさ

まぁ楽しくやってくれ

幸運を

※意訳

もはや、アンチ(hater)に対する対抗心や怒りは無いのだと。

 

怒りとの決別

MIC DROP JIN

 

もう会うこともない  最後の挨拶だ

もう言うこともない  詫びなど不要だ

MIC DROP V

アンチに対するメッセージとも読めますが、

アンチに対する下らない対抗心で振り回されたり、
怒りの感情に悩まされてきた自分についても「決別」するのだという決意を歌っているようにも思います。

 

MIC DROP レビュー 歌詞編 おわり✍

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