BTSの1stミニアルバム『2 Cool 4 Skool』の隠しトラック『Skit: On The Start Line』では、
リーダーRMが練習生だった頃に経験したアイデンティティの危機や、BTSとしてデビューしようとしていた時の心境を語っています。
2017年には、アルバム『Love Yourself: her』の『Sea』という隠しトラックがリリースされていて、この曲のフォローアップをしているといわれています。
スピーチの内容
ア、ア、
練習生。
ある意味 僕自身が何にも形容できないというか
どこかに属しているわけでなく
だからと言って何かをしているわけでもない
そんな過渡期
僕は練習生の身分で生きいて最も辛かったのは
いつデビューするのか?という、親戚や友人からの言葉
なぜなら僕自身が知らなかったし、知ることができなかったから
自信をもって、確信をもってここに来たが
僕を待っていたのは全く違った現実だった
3年が過ぎた今でも、僕がデビューすれば歌謡界を征服してしまうだろう、できてしまうだろうと
そういった確信を探そうとするが
いざPDさんや先生方に叱られると、僕には本当に何も無いなと
本当にただのホコリのような存在でしかない気持ちになった
目の前に青い海が広がっていても
振り返れば荒涼とした砂漠が僕を待っているような気持ち
本当にそのような砂時計のような気持ちの中で
僕は練習生の3年間を過ごした
そして僕は今、デビューを控えている
デビューしても おそらく、他の海と砂漠が僕を待っているのだと思う
でも、恐れはない
なぜなら、今ここにいる僕を作ったのは、今この瞬間に見ている海と砂漠なのだから
これまで見てきた海と砂漠を 決して忘れないだろう
僕は練習生だから
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